パチンコの規制

2018年の2月からパチンコ業界で色々な動きがありますね。

 

その中でユーザーが最も注目しているのが規制です。

 

パチンコだけでなくパチスロにも影響があり、基本的には出玉スピードを減らして1日に勝てる景品数を減らすのが目的。

 

出玉のスピードが減ることによるデメリットがありますが、その分当たりやすいとかパチスロであればコイン持ちがいいというメリットがあります。

 

2018年の規制が盛り込まれたからパチンコに関しては、釘を調整することができません。

 

※現状は調整できるが封入式パチンコ(釘がいじれない)に移行すれば調整不可

 

その代わりにスロット台のように「設定」が設けられます。

 

設定が6段階のCR革命機ヴァルヴレイヴでは、設定1に近いほど当たりにくく設定6に近いほど当たりやすい仕様です。

 

最近のパチンコはリーチの演出が長く、1日フルに回せても2000回程度かと思います。

 

なので、1日単位では設定を読み切るというのは難しいのかなと。ですが、設定6は当然ですが当たりやすいのでお客さんに還元する設定といえます。

 

パチンコ 規制 いつから

まだまだ確定はしていませんが、2018年の2月からはパチンコの検定を通すのに、規制が盛り込まれた新基準機でないといけません。

 

いつから完全に新基準機になるかというと、機種の設置期限が切れたタイミングです。

 

ですが、期限が切れるギリギリまで設置をするというのは考えにくいのですが、2020年の年内には全て新基準のパチンコがホールに設置されていると思います。

 

もちろんパチスロも同じで、人気があるバジリスク絆や初代のまどマギなども2020年内には全て撤去される流れとなります。

 

パチンコ 規制 緩和

ただし、不確定な部分が多い情報ではありますがパチンコの規制が緩和されるとも話しがあがってます。

 

あまりに厳しい検定で出玉感がとても抑えられることで、誰かが文句を言ったのかもしれませんね(汗)

 

1日で勝てる上限が、もしかしたら10万円くらいの台も検定を通過するかもしれないですが、不透明な部分が多いです。

 

パチンコの売り上げというのは競馬や競艇など、国が管理する公営ギャンブルに比べると遥かに高いです。

 

ですから、パチンコの売り上げが下がるということは国の財政状況に影響があると言えますよね。

 

そうなれば国も一気にパチンコやパチスロのユーザーを手放すわけにはいきません。

 

ギャンブル依存症対策とはいえ、ふたを開けてみれば依存してる人ほどお金を使ってるわけですから。

 

日本の経済を考えるのであれば、急激な規制をかければ財源の確保も難しくなります。

 

さすがに旧基準機の凱旋やハーデス。絆や化物語といった出玉が激しい機種は登場しないと思いますが、1日フル回転させれば差玉で3000枚くらいは出てもおかしくないと思います。

 

パチンコ 規制 勝てない

パチンコの規制によって勝てないのではないか?と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、お客さんが勝てないというか計算上勝てない台が登場することはないと思います。

 

ただ規制によって出玉が抑えられるので、設定6でも今まで以上に差玉が減るということは有り得ます。

 

パチンコやパチスロの本質は変わらないので、お金を使うスピードが減って、交換できる景品が減るという認識で問題ないと思います。

 

実際に今では、5.9号機などが設置されていますが勝てないわけではないです。

 

ですが設定6でも機械割が106%といった、かなり低いペイアウトになってるのは事実。

 

そんな低いスペックでもお客さんが楽しいと思える台を開発できるのかが、メーカーの腕の見せ所だと思います。

 

パチンコ 規制 歴史

パチンコやスロットの規制というのは過去に何度も繰り返されています。

 

僕が知ってるだけでも歴史は20年以上前から規制が色々と変わってますね。

 

知らない人もいると思いますが、僕が若いころはパチンコ台の確変連チャンが最大で5回まで!という台もありました。

 

つまり4連チャンして確変状態であっても、次の当たりは強制的に単発で終わるという仕組みだったのです。

 

そのせいなのか、あまり人気がなく(僕はマイルドな台が好きだったのでよかったけど)お客さんが好んで打っていたのが、初代モンスターハウスや初代の大工の源さんです。

 

大当たり確率が悪い代わりに連チャン数に規制がなく、何十連チャンしてもOKだったんですね。

 

スロットでは4号機と呼ばれる、爆裂機が登場し始めます。2000年くらいだったと思います。

 

ATと呼ばれる(アシストタイム)子役を完全ナビすることで、出玉スピードが非常に早く大勝することは珍しいことではありませんでした。

 

20万や30万なんて勝つのはザラでしたが、代わりに負けるときも1日で20万とか負けれるような台でした。

 

初代ミリオンゴットはまさに爆裂スロットの名がふさわしい台で、借金を抱えて自殺する人が続出したとまで言われました。

 

初代アラジンAや初代サラリーマン金太郎も非常に波が荒く、ミリオンゴットと共に規制が入って撤去されていきました。

 

あとは流行っていたのが「裏モノ」と呼ばれる、基盤を違法なものに取り換えて、通常なら連チャンをそこまでしない台でも爆裂台に変えてしまうものです。

 

台の中の基盤を変えているため見た目は分かりません。

 

しかし、大当たり回数などのデータを見ると、有り得ないくらい連チャンして当たっていたり。

 

尋常じゃないくらいの大ハマりをしていたりと、分かる人が見れば分かるという裏モノが人気でした。

 

特に沖スロが人気で

  • ハイハイシオサイ
  • ハナハナ
  • シオサイ
  • 海人
  • ゴットシオ

などの裏モノの沖スロはとにかく鉄火場と化してました。

 

当時は警察の監査などが緩く、裏モノを堂々と設置しているのになぜか摘発されない、やりたい放題の時代だったのを思い出します。

 

他のスロット台はガラガラなのに、裏モノだけ満席になってるホールも珍しくありませんでした。

 

裏モノと一言でいってますが、バージョンが様々で子役が全く揃わなくコイン持ちが悪いが、連チャンしだすと止まらない台。

 

子役のチェリーを引くと連チャンがスタートする。スイカを引くと連チャンがスタートする・・。

 

などなど、色々なバージョンがあったのです。

 

爆裂機だけでなく裏モノも堂々と設置して営業してたパチンコ屋ですが、警察からいい加減にしろ!と言わんばかりに規制が入ります。

 

出玉スピードや連チャン性能を失ったスロットはお客が一気に離れて、潰れたパチンコが非常に多かったです。

 

代わりにパチンコの規制が非常に緩くなりました。

 

大当たり確率が500分の1まで引き上げられて、連チャン機能を上げることが許されたのです。

 

スロットを打っていた人たちがパチンコに一気に流れていたのを覚えています。

 

みんな爆裂台が大好きだったんですね(笑)

 

ヘソの賞球が4個から3個まで減らされて、代わりに大当たり時の出玉が多くなるという荒い仕様になってました。

 

つまり現金投資が早いが、当たれば大きな出玉を得られる可能性が高い台ばかり。

 

店側も釘を締めて、通常時はとにかくヘソに玉が入らないような調整をしていました。

 

その後は500分の1の大当たり確率だったパチンコが400分の1まで下がりました。でも、まだまだ爆裂機と言えるほどの大量獲得が可能な台ばかり。

 

そして2018年現在では400分の1の台も撤去されて最大でも300分の1まで下がりました。

 

パチンコの規制が入ればパチスロが緩くなる。パチスロに規制が入ればパチンコが緩くなる。

 

そんな時代も終焉を迎えて、いよいよパチンコ店からも爆裂機と呼ばれる台はなくなるのではないかなと思いますね。